鉄輪（かなわ）（ver.1） | 福井利佐｜APJ NFTアート

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鉄輪（かなわ）（ver.1） | 福井利佐

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パックについて大人気の切り絵アーティスト福井利佐の能シリーズの作品「鉄輪」です。貴船神社に藁人形を打ちに通う有名なお話ですが、恨みのあまり自分でも意図しないうちに鬼になりかけてしまっている悲哀の物語です。だいたいは自分が鬼になってしまっていることに気付いていません。鉄輪に使われている面は、般若（鬼）になりきれていない「生成（なまなり）」という面が使用されております。まだ人間の部分が残っており頬も少しふっくらしているし、髪も乱れているけどなびいていて、角も伸びきっていない状態の面です。般若のことは男と思っている方も多いのですが、お能の中ではだいたいが嫉妬や恨みに取り憑かれた女性です。その女性の部分を赤い芍薬のお花で表現しています。福井利佐 1975年静岡県出身。多摩美術大学グラフィックデザイン専攻卒業。精緻な観察による描写のきめ細やかさと大胆な構図で、観る者を圧倒させるような生命力のある線の世界を描き出す。中島美嘉のCDジャケットアートワーク、Reebokとのコラボレーションスニーカーやユニクロ「UT」への参加、直木賞作家の桐野夏生氏、木内昇氏の小説への挿画や装丁、NHK太宰治短編小説集「グッド・バイ」の映像制作、NHK 「猫のしっぽカエルの手」オープニングタイトル制作などがある。お能の宝生流家元主催の「和の会」メインビジュアル担当（2008~2018）。2019年は福音館書店月刊かがくのともから絵本「むしたちのおとのせかい」を刊行。2022年「からまつ～ふじさんにもりをつくるき～」を刊行。その他、国内外の個展や合同展の参加、ワークショップなど多方面で活躍中リリース日:2023/03/30

シリーズについて国内外で活躍するアーティストの作品群です。

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鉄輪（かなわ）（ver.1） | 福井利佐

発行数 : 3点